ひなまつりってどんな意味があるの?

ひなまつりとは?

来ましたよ、季節の行事!まってましたとばかりに質問してくるチビすけ達。
「ひなまつりって何?」って。

パパ「もちろん、女の子がまた一年間健やかに育つようにお祝いするんだよ~」

保育園児「そっか~」 (素直でとーってもカワイイなぁ~)

長男「先月節分でも、そういうの祓ったはずなのにまたするの?」

パパ「・・・」 (なんてかわいげの無いやつだ、親の顔が見てみたい!)

ということになるわけです。。。
パパはこんなところで負ける訳にはいかず、夜な夜な必死に調べるのです。

 

五節句の1つ

まず、節「せつ」とは季節の変わり目のこと。季節の節目に邪気を祓ったりまた、豊作を願ったり、無病息災を祈ったりというものが節句と呼ばれています。季節毎の旬の食べ物(=生命力)を神様にお供えしたり食べることによって、それが『力』となって邪気を祓ったり栄養を摂って健康でいられると考えられてきました。現在は下記の5つが主とされています(昔はもっと多かったそうです)。
七草の節句:1月7日(人日)は七草粥を食べますね
上巳の節句:3月3日(上巳)がひなまつり!=女の子の節句
端午の節句:5月5日(端午)子供の日=男の子の節句
笹の節句 :7月7日(七夕)七夕まつり
菊の節句 :9月9日(重陽)

日付を見ると、七草の節句以外は奇数が重なった日なのに気が付きます。これも2/3の節分と同じで中国の文化の影響となりますが、陰陽道では奇数は陽の数字で奇数の重なる日は縁起のよい日なのですが、奇数が重なると次は陰の数字である偶数が生まれるということで、その邪気を祓うために行っていた行事が五節句の始まりです。

 

ひなまつりの起源

ひなまつりの起源は、300年頃の中国で起こった『上巳節』といわれています。上巳節とは、川で心身の汚れけがれを洗い流し厄を祓ったり、杯を流して宴を催す『曲水の宴』が行われており、それを遣唐使が日本に伝えたそうです。日本でも形代やお守りといった身代わりの信仰が全国的にあり、人をかたどった紙や人形を身代わりとして川に流し厄払いをしていた風習が上巳節と融合して定着したといわれています。一方、貴族の女の子の遊びで紙の人形を使った『ひいな遊び(おままごと)』が流行っており、この遊びと川に流して厄払いをすることが結びつき『流し雛』が生まれました。

やがて人形が立派に作られるようになる、室町時代から現在のひなまつり人形を飾るように変わっていき、江戸時代には女の子の行事として一般的に祝われるようになったようです。雛飾りには厄払いの意味があるので、お正月飾り同様に一夜飾り(3月2日から1日だけ飾る)は避けるべきとされ、2月の中旬くらいには飾った方が良いといわれています。

また一方で、江戸時代には『つるし飾り』も定着していきました。というのも、実際に高価な雛人形を買って飾ることができたのはお金持ちだけで、一般庶民には手の届かないものだったからです。その代わりとして、布の端切れなどで小さな人形を作り、それを吊るしたのが「つるし飾り」の始まりといわれています。子供の幸せを願うのは、いつだってどの親もかわりませんからね。

つるし雛に飾うものには、それぞれに願いがあります。長寿=『桃』、魔除け『猿っ子』、無病息災=「三角」(これは薬袋や香袋が三角だったことによる)、安産や子宝=『犬』、五穀豊穣=『スズメ』、健やかな成長『枕』、苦労しないよう=『ふくろう』等色々な願掛けとして飾られました。

 

桃の節句と言われているのはなぜ?

中国では古来から桃には「災いを払う」「邪気を祓う」「長寿」のちからがあると信じられてきました。中国の上巳の節句には、桃の花を愛で、桃の花を漬けたお酒を飲み、桃の葉が入ったお風呂に入って邪気を祓います。また旧暦の3月3日はちょうど桃の花が咲く頃だった為、ひな祭りに桃の花が飾られるようになりました。そして、仙人の存在を信じていた中国では仙女が住んでいる場所にある不老長寿の仙桃を食べると長命になると言われ、仙女の誕生日とされる3月3日にお祝いをしていました。

桃を表す言葉に「百歳(ももとせ)」があり、桃は縁起の良い飲み物になり中国では桃酒・桃花酒(とうかしゅ)を飲むようになりました。現在、白酒=甘酒と思っている方が大半ですが、白酒と甘酒は全くの別物となります。白酒は「桃花酒」と呼ばれる桃の花を漬けたお酒です。桃の力を宿す桃花酒は、薬種の1つとして中国から伝えられたものです。3月3日上巳節句が日本に伝わった時に中国から桃花酒も伝わったのですが、赤色を桃の花、白色をお酒としてめでたい紅白を表現した事と、日本人には白酒の方が好まれた事から白酒が定着しました。

 

ひなまつりは何を食べるの?

菱餅

中国の3月3日上巳節句で食べていた餅も日本にも伝わりました。餅には母子草が使われていましたが、餅を作る時につく事から「母と子をつく」のが縁起が良くないとよもぎを使い餅を作るようになりました。母子草やよもぎを使った緑の餅は「厄除けと健康」の意味があり、菱の実を使った白い餅は「長寿・子孫繁栄・清浄」の意味、クチナシを使った桃色(ピンク)の餅は「桃とクチナシの魔除け」の意味として、江戸時代には現在と同じ3色になりました。

また、3色は緑(長寿や健康)=新芽が芽吹き白(清浄)⇒雪が解けピンク(魔除け)⇒桃の花が咲くと春を表しているのも日本のわびさびを感じられます。

 

ひなあられ

上記の『ひいな遊び』と同様で雛人形を川辺や野原に持ち出し、春の景色を見せてあげる『雛の国見せ』のときのおやつのようなものとして定着しました。これは、菱餅を砕いて揚げたものといわれています。現在は、菱餅の3色に黄色を加え「桃→春、緑→夏、黄→秋、白→冬」と四季を表現しているものもあります。

このひなあられは、関東と関西では全く違うのはご存知でしょうか。関東では、ポン菓子に砂糖で甘く味付けしたもの、関西では塩や砂糖醤油で味付けした餅を揚げたものになります。『ひいな遊び』は平安時代から行われていたので、関西のものが当時のものと近いと考えます。

 

はまぐり

2枚貝は、同じ貝しかぴったりと合わない事から貞操の象徴とされ、相性の良い結婚相手と結ばれるようにという願いが込められます。江戸時代には、花嫁道具として1年分の貝殻を持たせたり、結婚式に開いた貝の両方に貝の身を1つずつ置いて1つの貝で2つの身を食べる風習があったようです。

 

ちらし寿司

これは、見栄えの華やかさと使う具材に意味があります。お正月のお節料理と同様、「海老=腰が曲がるまで長生きできるように、レンコン=先が見通せるように、豆=健康でまめに働きけますように」といった具合に縁起が良いと言われる具が使われます。

 

我が家では

↓こんな感じで毎年パーティーをしてます(甘酒とはまぐりのお吸い物を出す前に撮ってしまいました)

お雛様の歌を歌ったり、夜な夜な調べたことを雛祭りクイズとして出したりしながら大盛り上がりで過ごしました。きっとお店で外食をしていたら、個室だとしても出入り禁止になるくらいうるさかったと思います。これが大家族の良い所だと思っています(´・ω・`)。ちなみに、長女が友達に今日パーティーなんだ~って言ったら、みんなの反応が薄かったようです。友達の家では小学校高学年を過ぎて大きくなってからパーティーするところなんて無いらしいとのことでした。なんだかちょっぴり悲しいお話を聴いてしまった。。。皆様のおうちではどんなことをしているのでしょうか?
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