大家族の事情-22~2nd.season移住編~

大家族の事情シリーズ22です!

職場に退職を告げよう

皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは└( ̄▽ ̄*)♪

地区運動会に保育園の親子活動、高校説明会に中学校説明会、小学校と中学校の学習発表会、子供の柔道の試合や陸上競技大会、地域の清掃活動や懇親会等でことごとく休日が潰れていき、更に季節の変わり目で風邪をひいてしまって、だいぶ弱っているみじんこです。

 

へ(×_×;)ノ ヘロヘロ。。。

 

 

(;一_一)休日って『やすむひ』ですよね?

 

 

・・・。

 

 

(≧◇≦) まだまだぁ、ガンバロー!

 

 

と、いうことで少し時間が開いてしまいましたが、大家族の事情シリーズ大好評につき(?)22回目となります。前回、『退職と引っ越しの日を確定させ、そこを起点に他の手続きの期限を決めて、ガンガン進めていこうぜ!』という作戦を立てたので、早速退職願いを準備することにします。

 

 

・・・。

 

 

(=_=)どう書くん?

 

 

退職願いを書くことにしたのは良いのですが、今までの人生において退職願いなんて書いたことがありません。ドラマで退職願いを出すシーンは良く見かけますが、書いているところはせいぜい『退職願』というところまでで、中身をしっかりと見たことは無いわけです。

 

まさか、いきなりこんな初めの一歩のところでつまづくとは思ってもいませんでしたが、仕方ありません。こんな時は

 

 

(^○^)ドラえもーん!

 

 

・・・。

 

 

ドラえもんがまだいないことは最近学習済みです。。。

もうすぐ40歳ですから。。。

 

(@_@;)いつの間に歳とったんだろう?

 

大人だから自分で調べよう。。。

 

 

退職願と退職届と辞表の違い

調べてみると、いきなり選択肢があることが判明

『退職願』と『退職届』と『辞表』って何がどう違うのか?

 

(;一_一)ニホンゴムツカシイアルヨ

 

簡単に説明すると

退職願:退職をしたいとお願いする
退職届:退職をすると宣言する
辞表 :会社の重要なポジションの方や公務員が辞意を示す

ということです。

 

退職願や退職届は、民間企業に勤めている一般の従業員(社員)が使用者に対して退職(雇用契約の解約)を申し出るのもの。一方、会社役員と会社、公務員と行政は雇用契約ではなく委任契約なので、解約の際は辞表を用いるということ。

 

これを読んでくれている方も近い将来、『私もそろそろ移住でもしてみようかな』とか『宝くじ当たっちゃった♡』なんてことがあるかもしれないので、もう少し詳しく解説しておきます。

 

退職の申し出のタイミング

退職の申し出は口頭でもよく、民法上は2週間以上前に申し出ることとされています。会社との関係が劣悪になっている場合や、特別な事情がある場合は民法上に規定されている2週間で退職することもできますが、多くの場合は就業規則で1ヶ月~3ヶ月前等、充分な引継ぎ期間を規定している為、円満退社としたい場合はそれに則って申し出ましょう

また、退職の際も最後まで会社とのやり取りが必要となり、健康保険や退職証明書等の重要な書類等も発行して貰わなければならないので、いきなり退職願、退職届、辞表を出すのではなく、事前に上司に退職の意向があることを相談したうえで進めていくとスムーズに進めることができるでしょう。

 

 

退職願

民間企業に勤めている一般の従業員が、雇用契約の解約をお願いするものです。
退職願イメージ図

自分から退職をお願いすることになるので、特別な事情が無い限りは自己都合退職となります

退職願の一番のポイントは、会社側が承諾するまでの間なら撤回することができるということです。例えば、会社側としても手放したくない人材だった場合には当然引き止めたりもしますから、賃金アップや希望の部署への移動等の提示がある場合には撤回を検討してみるのも有りだと思います。

なお、会社側は従業員からの退職願を拒否することはできません。

 

【退職願いの書き方】

会社によっては所定の様式がある場合がありますので、上長への退職の意志を伝える際に確認しましょう。

所定の様式が無い場合ですが、法律的に正式に定められた書式はありませんが、礼儀作法としてはパソコンやワープロではなく、無地(白地)の封筒及び便箋に、黒の万年筆やペンを使い縦書きで書きます。

退職願い書き方見本

・書き出し

一番右側に『退職願』と書いたら、次の行の一番下(謙譲の意を表す)に『私儀』もしくは『私事』と書きます。
私儀(わたくしぎ):自分をへりくだって表現し、「私個人のことで大変恐縮ですが」という意味
私事(わたくしごと):個人的なこと、一身上の都合、私生活でのこと

※私儀を書く際は、文字を少し小さめに書くことで、より相手を立てる形となります

 

・退職理由

退職を促された場合や会社に責任があるような場合を除いては、『一身上の都合により』を使います。会社都合で辞める場合は後述するので、会社都合で辞める場合の内容を確認してください。

 

・退職日

就業規則に従って、上司及び会社の担当者と相談して決めた日を書く。

 

・届出年月日

退職願を提出する日を元号で書く。

 

・署名・捺印

宛名より下部に所属部署を明記し、署名して捺印。

 

・宛名

宛名は会社の社長で敬称は『殿』もしくは『様』。

 

 

退職届

民間企業に勤めている一般の従業員が、雇用契約の解約を届け出るものです。
退職届

退職届も、会社によっては所定の様式がある場合がありますので、上長への退職の意志を伝える際に確認しましょう。

退職願と異なるのは、『会社を辞めますとはっきりと届け出る』ので、相手方の承諾は関係なく受理された時点で確定となります。

基本的には、退職願の方が柔らかい表現になるので、こだわりがなければ退職願を用いた方が無難と言えます。

 

【退職届の書き方】

書式は退職願とほぼ同じです。

文面は、退職しますという意思を伝えるので、『この度一身上の都合により、平成△△年△△月△△日をもって退職いたします。』と、退職することを明確に表現します

 

辞表

民間企業の経営者や役員が会社を辞める場合や、公務員が辞める場合に使います。
辞表

公務員の労働条件は法律で定められている為、民間の労働契約のように当事者間の合意に基づいた労働条件とすることができません。公務員は任用に基づいて働いているため、それを辞めるのに辞表を出すということになります。

 

【辞表の書き方】

辞表の場合も、退職届の書き方と同様になります。

表題を『退職願』から『辞表』に変え、『この度一身上の都合により、平成△△年△△月△△日をもって辞職いたしたく、お願い申し上げます。』といった形となります。

 

 

会社都合による解雇の場合

会社から解雇される場合、退職届を出す必要はありません

会社から退職届を提出するように促された場合は、文面に注意点があります。表題は『退職届』とし、
『この度退職勧奨により、平成△△年△△月△△日をもって退職いたします。』もしくは、
『〇月〇日に、△月△日をもって解雇と口頭で通知されたため、△月△日をもって退職します』としてください。

 

間違っても、『退職願』(自分から退職をお願い=自己都合退職)を出してはいけません

 

これは、退職が自己都合か会社都合かで失業保険(失業給付金)が貰える期間が変わるからです。自己都合の場合は、すぐに給付金を貰うことができず(待機期間)、給付期間は3ヶ月間となります。一方会社都合の場合、申請すればすぐに給付が開始され給付期間も6ヶ月となります。

 

会社側としては、実は会社都合での退職はバツが悪く、なかなか会社都合として認めたくないのが実情です。会社都合退職であるにもかかわらず、会社がハローワークに『自己都合退職』として届け出る場合も実際に多くあるようですので、そういった場合に『退職願』を提出していると、『自己都合退社』と判断されてしまいます。

なので、解雇される場合は証拠を残すためにも、会社に労働基準法22条2項に定められた『解雇理由証明』の交付を請求しましょう。これは、労働者から請求があった場合は必ず交付する必要が法律で決まっているので、会社側が応じない場合は以下へ相談しましょう。

・労働組合
・労働基準監督署
・都道府県の相談窓口
・弁護士

後に争い事になることも多いので、会社都合退職を自己都合退職にさせられそうな場合は、やりとりを録音し証拠を残しておくことも重要だったりします。

こういった証拠は、退職後の手続きの際に書類が自己都合退職とされていた場合でも、ハローワークで実は会社都合だったということを証拠として説明することで、判断が変わる場合もあるからです。

 

以上が退職の申し出に関する豆知識でした。退職をする際に役立ててくださいね。

 

退職することを上司へ伝える

さて、前置きがやたらと長くなってしまいました。やっと本題へ入ります。

 

まずは上長へ退職を切り出す為に時間を頂くことにしました。

みじんこ「課長、少しお時間頂いても宜しいでしょうか?」

 

課長「おっなんだ?お願いしてた資料がまとまったのか?それとも協力企業の不具合の報告書がきたか?品質バラつきの原因が判った?安全の件どうなってたっけ?あれ、あと何頼んでたっけ?」

 

・・・。

 

(;一_一)どんだけ仕事押し付けてんねん

 

 

みじんこ「いや、それは今月中には片付けるので良いとして、別件でお話したく」

 

課長「ほんとに?助かるよぉ、頼りにしてるよ」

 

 

・・・。

 

 

(@_@;)え~オイラいなくなるけど

 

いきなり退職を切り出すハードルが上がるというアクシデント発生です。。。

 

 

課長「それで、何の話?」

 

(@_@;)他の人が居るここで言えと?

 

まぁ、会社を辞めるなんて1ミクロンも思っていないでしょうから、仕方ありません。

 

 

みじんこ「別室で宜しいでしょうか?」

 

課長「はいはい、じゃあ向こうの部屋で打ち合わせしよう」

 

 

(;一_一)だから、打ち合わせじゃないって

 

むしろ仕事は順調にこなしてるから、余計な心配しなくてイイアルヨ。もはや、内容を理解していない課長へ全てを話す時間があったら、1、2件の仕事を終わらせられるアル。。。

 

(=_=)なんか辞めて正解のような気がしてきた

 

 

別室に移動して座ると、いよいよここからがスタートラインです。

 

みじんこ「じゃあ深呼吸でもしましょか?」

 

課長「まさか・・・」

 

(@_@;)おっ気が付いた?

 

 

課長「7人目か?おめでたか?」

 

(=_=)ハイ、ブ~!

 

 

(;一_一)むしろ課長にとっては、おめでたくないみたいな

 

 

みじんこ「退職しようと思います」

 

課長「またまたぁ、なんの前置き?」

 

みじんこ「いや~、結構本気で」

 

課長「わかったわかった、それで、本題は?」

 

 

(@_@;)全然わかってない

 

 

(=_=)本題しか言ってないみたいな

 

 

みじんこ「会社を辞めます」

 

・・・。

 

課長「はい?」

 

・・・。

 

課長「えー・・・。」

 

 

課長「いやだ!」

 

 

 子供か?
(´◉◞౪◟◉)

 

 

 

課長「みじんこさんしかできない仕事どうすんの?」

 

( ゚Д゚)そうさせたのは誰でしょうか?

 

 

みじんこ「引継ぎはしっかりします」

 

課長「ルーティン業務はいいけどそれ以外の特殊案件の判断とか」

 

(=_=)そうそう、ルーティン業務はあまりないみたいな

 

 

みじんこ「そうですねぇ、〇〇課の課長とか△△部の部長ですね」

 

課長「え~やりずらいよ、困るよぉ」

 

みじんこ「ですよね」

 

・・・。

 

課長「なんとかならないの?」

 

 

(@_@;)何が?

 

 

 

課長「そもそも何で?」

 

みじんこ「はぁ、かくかくしかじかで・・・」

 

といったやりとりがしばらく続いたような続いていないような。こんな感じで退職のお願いをして、無事(?)年内で退職する運びとなりました

有給休暇を全て消化させて貰い、その間にもう引っ越しをしたいとお願いし、了承頂けたので11月に引っ越しが決定です。その後の退職の手続き等は、電話と書類等は郵送で行って頂けるようになったので、助かりました。

 

 

各種引っ越し前後の手続きを3週間以内に終わらせるというハードシュケジュールになったのは、自業自得でドンマイです

 

 

(; ・`д・´)いざ田舎へ引っ越しでござる!

 

 

 

シリーズ22作目は『結局職場で退職する際の規定の様式があったので、今回調べた退職願の書き方は全く役にたたなかった』といった記事になってしまいました。また、次回をお楽しみに!

 

↓いよいよ引っ越し☆
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